知床の旅

こんばんは。
今日の新潟は、晴れ時々曇り。
最近は、涼しいというより少し肌寒いくらいですが、今日は秋らしい気持ちのいい一日でした。
 
さて、先週末は北海道の知床半島へ行ってきました♪
そう。 最近、世界遺産に登録された、北海道の東の端に突き出た半島です。
正直そこに行くまで、知床のことはよく知りませんでした。
 
例えば・・・
【鹿=バンビ】で可愛いと思っていたけど、エゾジカは巨体で度迫力だったりとか、
ヒグマは本来肉食じゃないとか(ただ困窮した時に、たまたま死んでいる鹿を目の前にしたら、空腹のあまり食べちゃったりするみたいだけどね。)、
国後島まで、最短の場所で僅か16キロメートルだったりとか、
厳しい自然環境の知床にも昔、開拓者が住んでいたこととか、、、。
 
ウトロ(宇登呂)に2泊したのですが、ウトロ周辺には知床八景と呼ばれる場所があります。
今回は、その名所を殆ど回れるツアーでした。
オシンコシンの滝、オロンコ岩、夕陽台、プユニ岬、フレぺの滝、知床峠、知床五湖、カムイワッカ湯の滝。
 
その他にも、北海道の地平線と広い空に感動した「開陽台」や、
「オンネベツ川」での鮭の遡上、馬車で散歩した「トドワラ」と呼ばれる湿地帯、国後島の見える丘など。
 
それに、食事が豪勢で、太るなーっていう不安を胸にしながらも、常にお腹いっぱいでした。
カニもイクラもホタテも沢山食べたよ~(しあわせ~☆)。
 
泊まったのは、知床で一番大きなホテルでした。
ホテル運営が上手くいっているのか宿泊客も多く、お風呂は10種類くらいある大浴場で最高!だったし、
土産物屋も充実していたり、くつろげる2種類のロビーがあって、私は特に、本がずらーっと並んでいてお茶もフリーのロビーがお気に入りでした。
 
温泉大好きな私は、母と一緒に1日に2回も入りました。
「10分100円」のマッサージチェアーがあったのですが…機械なのに、もの凄く性能が良くて、肩や背中のコリに効くんです!
それで、入浴したら必ずマッサージしてもらっていました。
 
今回の旅で、一番印象に残っているのは、やはり「ナイト・サファリ」です。
知床に住む野生動物たちは、殆どみんな夜行性。 なので、知床国立公園内に夜、バスで行って、動物たちに会いに行こう!という趣旨でした。
 
最初に姿を見せたのはエゾジカのメスで、道路下の急斜面に生えた芝をムシャムシャ食べていました。
その後もシカのメスは何頭も目にしたのですが、なかなか用心深いオスには会えません。
 
次は、なんと!ヒグマ。
ヒグマは実は臆病で、知床でも遭遇率は0.3%なんだとか。
ガイドさんも「滅多にないんです。皆さんの普段の行いがいいんですねー♪」と言って笑ってましたよー。
 
帰り際には、やっとエゾジカのオスにお会いしました!
シカはか弱いものだと過信していた私は、本当に驚きました。
頭に立派な角を持つオスは、首が太く、体はメスの1.5~2倍近くあり、その悠然とした佇まいは「かっこいいー!」の一言に尽きます。
 
最後はキタキツネの子どもに会い、その可愛さに感激してしまいました。
大人のキタキツネは全然可愛くないんだけどねー。 
人間もキタキツネも、どうして成長すると可愛くなくなっちゃうんだろうねー(涙)。
 
さて、長くなりましたね。
皆さん、ここまで読んでくださって有難うございます。
 
これで、本当に最後になりますが、北海道で感動したものがもう1つ・・・。
電気の引かれていない知床国立公園で見た、満天の星空は圧巻でした!
アメリカのウィスコンシンで見た星空も素晴らしかったけど、今回のが1番!!
 
耳を澄ますと、可笑しいほど何も聞こえません。
遠くを眺めると、100キロ先にある網走の街の明かりが見えます。
そんな場所で上を見上げたら・・・。
 
ものすごい星の数。 天の川や流れ星も見え、まさに「宝石を散りばめた」ようなベスト・ビューでした。
何だか、物凄く感動して、バスから降りているので物凄く寒かったのですが、なかなか立ち去れませんでした☆
 
・・・という訳で、知床2泊3日の旅は、本当にいい思い出を沢山作ることができました!
今回は、天候の関係で、羅臼を見られなかったので、もう一度行ってみたいですねー。
 
では、長くなりましたが、今回はこの辺で。
最後まで読んでくださり、本当に有難うございました!!
Published in: on 2006/10/25 at 2:27 午後  コメントする  

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